八重山の星空について
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国内最多84星座がきらめく八重山の空
日本最南端の八重山諸島では、北半球と南半球の星座が重なるエリアに位置しているため、一年を通じて88星座のうち84もの星座、21個の一等星すべてが観測可能。本州では見られない星も多く、日本一の星空が広がります。
特におすすめなのが、八重山の方言で「はいむるぶし」と呼ばれる南十字星。北半球では珍しく、四つの星がクロスする特徴的な星座で特に1月〜6月頃が観測しやすく、水平線近くに輝く南十字星を目にすることができます。
また、夏から秋にかけては「てぃんがーら」と呼ばれる天の川を楽しむことができます。夏の天の川は特に美しく、空全体に広がる幻想的な光の帯を見ることができます。流れ星も頻繁に見られるため、願いごとをするチャンスも豊富です。
石垣島、西表島、竹富島などの離島が含まれるこのエリアは、光害が少なく、南国ならではの澄んだ空気の中で、満天の星を楽しむことができます。
さらに、竹富町全域と石垣島の一部に広がる西表石垣国立公園は、2018年3月に日本初の星空保護区として国際ダークスカイ協会(IDA)に認定されました。
訪れた際は、ぜひ夜空を見上げてみてください。
