沖縄の海「石垣ブルー」を陶器に込めて
- 八重山
- 石垣島
伝統美術『油滴天目』と沖縄の海『石垣ブルー』が創り出す出会えない一品があります。
器の中を覗くと、沖縄の海の景色が広がります。
石垣焼は、陶器とガラスを融合させた焼物で、独創的な沖縄の海の色『石垣ブルー』と美術工芸の『油滴天目』がその特徴です。
『石垣ブルー』は、沖縄で採れる鉱石を粉末にし、透明のガラスをのせて焼成する事で、マリンブルーやエメラルドグリーンに自然発色します。自然が生み出すからこその、とても神秘的な色合いは、目の前に広がる石垣島の海の景色そのものです。また、『油滴天目』は、漆黒の黒釉に銀色の滴文様が美しい、お茶を注ぐと金色に光輝くとても綺麗な焼物です。
2017年9月 大英博物館(The British Museum)へ収蔵された 『碧海油滴天目茶碗』『耀変玳玻天目』が、2018年9月から博物館内 日本ギャラリーにて、常設展示されています。
2015年、パリ・ルーブル美術館地下で開かれたSNBA展では、日本代表として選ばれ、審査員賞と合わせて金賞2つを受賞しております。