宮古馬
- 宮古島
優しい瞳と愛くるしさに誰もが惹きつけられる
1991年に天然記念物に指定された宮古馬は日本在来馬のひとつ。 120cmほどの小柄の体高、毛色は鹿毛と栗毛で性格は穏やかで人懐っこく、 粗食や重労働に耐えることから、サトウキビの栽培など農作用として活躍してきた。
宮古馬の歴史は長く、琉球王朝時代には国王の公用馬として、さらに1935年には当時の皇太子の乗馬用に3頭贈られた。そんな宮古馬だが農業の機械化が進み活躍の場が失われつつあり、大正から昭和初期には1万頭も生存したと言われていたが現在は46頭まで減ってしまった。現在は荷川取牧場と島民のボランティアにより大切に飼育され守られている。牧場では見学が出来るので宮古馬の魅力に触れ合ってみてはいかがだろうか。