池間島
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日本最大級のサンゴ礁群「八重干瀬」と沖縄県最大の野鳥の生息地「池間湿原」、大自然を体感できる島
池間島は宮古島の北端、西平安名崎の間近に浮かぶ漁業で栄えた島で空港から車で約30分のところにある「池間大橋」で宮古島と繋がっている車で行ける離島です。
池間島の一番の魅力は何と言っても美しい海とサンゴ礁。
池間島から船で渡れる「幻の大陸」と言われシュノーケリングスポットとして知られている日本最大級のサンゴ礁群「八重干瀬(やびじ)」は、池間島の北側30分ほどの距離にあります。
八重干瀬が「幻の大陸」と言われるのは、南北12km、東西8kmにわたって広がる広大なサンゴ礁群が、年に数回の大潮のときだけ姿を現すためで、八重干瀬は、2013年に国の名勝及び、天然記念物に指定されました。
また、宮古島から池間島に渡る池間大橋も美しい海が見えることで有名です。
特に美しいのは干潮の時で、浅瀬から水深の深い所までの、青のグラデーションは息をのむばかりです。晴天の時はもちろん絶景ですが、お天気が悪い曇りの時でも、海の色が青く美しい事に驚きます。
池間島のフナクス海岸(別名ブロックビーチ)も人気のシュノーケリングスポットとして知られ、ビーチ横にあるクジラのように見える、通称クジラ岩はフォトスポットとして近年人気を集めています。なお、クジラ岩は干潮時にクジラらしい全容が見えるため、クジラ岩を写真に収めたい方は、干潮時をチェックしてお出かけを。フナクス海岸のサンゴ礁の切れ目がリーフカレントと言われる離岸流が発生しやすい場所のため、シュノーケリングの際に注意が必要です。このビーチは監視員や防護ネット等がある管理されているビーチではありませんので、十分注意し自己責任でご利用下さい。
池間島には「池間湿原」という沖縄県最大の野鳥の生息地があります。
元々池間島は隣り合った2つの島だったが、長い年月を経て繋がり、2つの島を隔てていた海峡は湿原として取り残されました。取り残された海が淡水化したのが「池間湿原」。今ではすっかり草が生い茂り、ハシビロガモなどのカモ類や、ダイサギなどのサギ類が数多く生息する貴重な場所となっています。野鳥愛好家などがバードウォッチングで訪れたりすることもあり、海だけではない自然の魅力に触れてみるのもいかがでしょうか。
■島へ渡る方法
池間大橋で宮古島と繋がっている
■島内の移動手段
・タクシー
・レンタカー
・レンタサイクル
・レンタバイク
・路線バス
■禁止事項
・池間島全域は国指定池間鳥獣保護区のため 鳥獣(鳥類と哺乳類)の捕獲や殺傷、卵の採取や損傷は禁止
・島を取り囲む海岸沿いの池間・前里の保有財産区の敷地内に、熱帯魚の捕獲を目的としている人の立ち入りを禁止
・池間島の祭祀・ミャークヅツの3日間以外は、御嶽ー大主神社には無断進入禁止