サンゴ礁群が美しい竹富島の北西に位置する「タキドングチ海中公園」

石垣島には「西表石垣国立公園」と呼ばれる国内最大の海域公園があります。海域は石垣島と西表島との間にある石西礁湖と呼ばれる400種類を超えるサンゴがいる海域と、その海域に点在する黒島、竹富島、小浜島、新城島、西表島北方の鳩間島や南西方の仲の神島などから成り立っています。

『タキドングチ海中公園』はその西表石垣国立公園にある石西礁湖内にあり、1977年（昭和52年）に「竹富島タキドングチ海中公園地区」に国立公園としての保護対象に指定されました。2009年（平成21年）には法改正のため「竹富島タキドングチ海域公園地区」という名称に変更されましたが、2012年（平成24年）には区域を拡張し「竹富島タキドングチ・石西礁湖北礁海域公園地区」という名称に変更されました。

タキドングチ海中公園の面積は約24.35㎢で、竹富島の北西に位置しています。礁面は浅く海水の透明度は高いため、海中にいるサンゴ礁を見ることが出来ます。卓状や枝状など様々な形のサンゴが密生しており、サンゴ礁特有の熱帯魚類も豊富です。青い海に見える沢山の豊かなサンゴ礁群と海の生き物たちを海面からも海中からも楽しむことができます。