沖縄の道路は滑りやすい?
- 沖縄本島
濡れていても濡れていなくてもすべりやすいと言われる沖縄の道路…その原因は?
アスファルトに混ぜる骨材の違い?
沖縄県以外の道路はアスファルトに混ぜる骨材に硬質な砂岩を使用しますが、沖縄の道路はコーラルリーフロック(珊瑚礁の琉球石灰岩)を配合しているため、とても滑りやすいと言われています。特に市町村道には100%のコーラルリーフロックが使用されているため、注意が必要です。路面が白っぽく見えるのもそのためです。
強烈な日差しや海による劣化?
沖縄の道路は強烈な直射日光でアスファルトが劣化していたり、海からの塩分の結晶が路面に付着していたり、海からの砂が道路に広がっていたりするため、乾いていても滑りやすいと言われています。
※「隆起珊瑚石灰岩」を使うのは一般道で高速道路と一部の国道については、事故を起こすと危険度が高くなるので、本土と同じ「硬質砂岩」という骨材を使っています。
沖縄の天気予報はなかな当たりません。亜熱帯地方に位置しているため、気候変動が起こりやすい地域ということもあり、短時間で天候が急変することがあります。さらに海に囲まれているため、気温、水温が他地域よりも高く、水蒸気が発生しやすく天気の予想が困難になります。沖縄県周辺の海上で発生した雨雲は、海風で沖縄本島内を通過します。沖縄には高い山がないため、短時間で雨が降れば、あっという間に晴れ間が見えます。地域や時間帯によって天気がコロコロ変わる沖縄での運転には十分に気をつけてください。