八重山の8つの島々がこの島から一望できる！　ゆったり南の楽園気分を満喫の島。

小浜島は、八重山の中ほどに位置することから、八重山のてんぶす（へそ）といわれています。
島で一番高い海抜99mの大岳（うふだき）の頂上にある展望台からは、周囲に高い建物などがないため、360度の大パノラマが広がります。この展望台から、与那国島を除く8つの島々（石垣島、竹富島、黒島、新城島、西表島、鳩間島、嘉弥真島、天気がよければ波照間島まで）を眺めることが出来ます。大岳は、2007年に先島諸島火番盛のひとつとして国指定の文化財の史跡に指定、また1972年に竹富町の名勝にも指定されています。夜は、この展望台から満天の星を楽しむことができます。道は整備されているものの、急な長い階段が続くため、歩きやすい靴で水分補給などに注意してお出かけください。

2001年に放映された、NHKの朝ドラ「ちゅらさん」の舞台になったことで一躍有名になりました。「ちゅらさん」の名シーンに登場した場所が今も観光地となっています。

リゾート施設が充実しているのも小浜島の特徴でゴルフ場や、プライベートビーチ、ラグジュアリーなホテルなどが揃うリゾート施設は、小浜島の面積の五分の一を占めています。小浜島は、リゾートとして楽しむだけではなく、伝統を大切に守る島でもあります。2007年に小浜島の盆、結願祭、種子取祭の芸能 （こはまじまのそーら、しちい、たなんどぅるのげいのう）が国の重要無形文化財に指定されています。

島は高低差があり、徒歩や、電動のものではない自転車では行くのが大変な場所もありますので、レンタカーやレンタバイクを借りる事をお勧めします。島には信号がありませんので、安全運転、徐行運転心がけましょう。