西表島にある落差55ｍは県下最大の滝「ピナイサーラの滝」

ピナイサーラの滝の周りには、亜熱帯性の森林に覆われており、マングローブが広がっています。
船浦湾に流れ込んでいるピナイ川の上流にあり、滝の真下には巨大な岩が積み重なっており、岩に打ち付ける水の音が癒しを与えてくれます。

名前の由来としてピナイサーラとはピナイ（あご髭）、サーラ（下がったもの）白く長いひげの意味します。この滝の様子が白いひげが垂れ下がっているように見えることから名づけられました。

ピナイサーラ滝では、カヌーやトレッキングのアクティビティも楽しめます。西表島では特にカヌーツアーが人気で、観光シーズンはたくさんの人で賑わっています。また滝つぼから滝上まで約一時間の道のりをトレッキングできます。トレッキングでは、滝壺まで歩いて行くことができ急な山道を登る事になりますが、滝上まで登るとャングルやマングローブも緑の奥に綺麗なサンゴ礁の青い海も一望できる景色が見ることができます。観光ツアーなどでたくさんの人が歩く道なので、比較的整備されていますが潮の干満によって深さが変わるので注意が必要です。