残波岬(ざんぱみさき)【読谷村】
- 沖縄本島
- スポット
雄大な景観を持つ東シナ海に面した岬
本島中部の西海岸・読谷村にある岬の周辺は国定公園「残波岬公園」として指定されています。残波岬は高さ30mの断崖絶壁が約2kmにわたって続く景勝地です。岬にそびえ立つ灯台は高さが約31mあり、灯台の上からは東シナ海を一望することができます。晴れた日には慶良間諸島や粟国島などを望むことができ、夕日スポットとしてもオススメで太陽が海に沈み込む美しい景色が見られます。
また近隣には残波岬いこいの広場として公園が整備されているため、小さなお子さまを連れて遊ぶこともできます。その他にも 青い海と白い砂浜で豊富なマリンレジャーが楽しめる残波ビーチもあります。
高さ8.75m、長さ7.8m、大きさは日本一の「残波大獅子」も写真スポットとして人気です。そばにある石碑には「夢を語れ!ロマンを抱け!人々のしあわせ・平和のために!!」と刻まれています。
残波岬の遊歩道の途中には、中山王の命で進貢使として明に渡航した泰期の像があります。
泰期は、1372年、三山時代、交易の拠点だった読谷の長浜港から明(みん)へ出航し、生命の保障の無い危険な旅路にも関わらず、5回も中国に渡航し大交易時代の幕をあけた人物です。そのため「商売の神様」とされています。
残波岬に立てられた泰期像の台座には、”…並外れた勇気と使命感、統率力、国際的ビジネス感覚で大交易時代を先導した泰期を「商売の神様」として象徴化し…”と刻まれています。
像の指差す彼方は中国大陸です。
読谷村商工会35周年、村制100周年を記念して2008年11月に、この像は作られました。