由布島【竹富島】
- 八重山
- スポット
のんびりゆったり「水牛車」で島時間を楽しもう
西表島から由布島の間にある海は約400m。
遠浅で満潮時でも1mほどにしかならず、歩いて渡ることもできますが、観光用の移動手段として「水牛車」が利用されています。所要時間は約15分くらいですが、潮風を感じながら水牛車に揺られて過ごす時間は格別です。
また御者が三線で民謡を歌ってくれたり、世間話をしてくれるため、のんびりとした島時間を堪能することが出来ます。
由布島は元々無人島でしたが、竹富島・黒島からやってきた人々のおかげで部落や公民館が出来るほど人口が増えました。その後は島の産業が活気づき、経済が豊かになったため、島民は各世帯に水牛を持つようになりました。当時の水牛は、台湾から開拓民とともに渡ってきたとされます。しかし、昭和44年にやってきた台風11号エルシーの影響で島民の多くは由布島を出ていくこととなりました。
今では島全体が亜熱帯植物園となっており、色とりどりの植物を一年中楽しむことができます。