山巓毛【沖縄本島】
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糸満市街を一望できる高台
宇宙船のような形をした展望台からは、糸満市街を一望できる高台に位置し、晴れた日には慶良間諸島まで見渡せる場所です。かつては海上にいる船が位置を確認するための目印として使われていました。また、糸満ハーレーでは祭祀が行われ、ここから舟の出発の合図となる旗が振り下ろされます。
展望台は斜面にあり、多目的広場や遊具広場も併設されており、車いすやベビーカーでも利用できるスロープが整備されています。
歴史的には14~15世紀、古代琉球の三山時代には、南山最後の王・他魯毎(たるみい、たるまい)が、中山の王・尚巴志(しょうはし)の攻撃を受けて妻子とともに自害した場所でもあります。また、昭和天皇即位を記念して建てられた御大典記念碑があり、戦争の弾痕も残る戦跡となっています。