赤犬子宮【読谷村】
- 沖縄本島
- スポット
琉球文化や音楽の歴史を感じることができる重要な史跡
赤犬子(アカインコ)は「琉球音楽の祖」として知られ、三線を考案し、「おもろそうし」の著名な歌い手として名をはせました。1530年頃から約100年間にわたり編纂された琉球王国の歌謡集「おもろそうし」でも特に有名な存在です。赤犬子宮は、琉球音楽の祖としてと、日照り飢饉を救った赤犬の子として、神となり祀られています。
楚辺では村の守り神として崇拝し、毎年旧暦9月20日に赤犬子まつりが行われます。また、毎年秋頃に開催される読谷まつりでは、「赤犬子琉球古典音楽大演奏会」が行われ、荘厳にして華麗な絵巻を見ることができます。さらに琉球王朝時代に活し、歌と三線音楽の祖と言われている「赤犬子」を祀っているため、「さんしんの日(3月4日)」に、琉球古典音楽と舞が奉納されます。