石垣島と竹富島を繋ぐ島の玄関「竹富東港」

竹富東港は島の北東側に位置する石垣島と竹富島を繋ぐ島の玄関です。「竹富港」とも呼ばれており、多数の旅客船（高速船）が就航しているほか、定期貨客船（フェリー）や地元の小型船も竹富東港を利用しています。島民にとっては唯一の島外への交通手段であり、生活上必要不可欠な港湾です。石垣港からは高速船を使用しておよそ15分で竹富東港に到着します。竹富東港にはレンタサイクルや水牛車の送迎車が多く並び、観光客を温かく出迎えてくれます。

竹富東港のすぐそばには旅客待合所「てぇどぅんかりゆし館」があります。「てぇどぅん」は竹富方言で”竹富島”のことで、「かりゆし」は旅人の航海の安全を祈る意味があります。てぇどぅんかりゆし館は地元のNPO法人たきどぅんが運営しており、待合所としてある一方で乗船券やお土産の販売を扱う売店や観光案内所もあります。館内にはその日のグラスボートの運航状況や干潮、満潮時間などが手書きで書かれているなど、アットホームな雰囲気が心地よく、島の温かさに触れられます。

トイレやコインロッカー、駐車場があります。