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【世界遺産】園比屋武御嶽石門_沖縄本島

  • 八重山
  • スポット

国王が国家の安泰や巡行する際に安全祈願をした拝所

園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)は、守礼門の後ろ、首里城歓会門に向かって左手にあります。
この建造物は、一見木造のように見えますが、木の扉以外は琉球石灰岩を使い、日本と中国の木造建築に見られる様式を取り入れた沖縄独自の作りになっています。
アーチ門は、石の弓型状に削った手の込んだもので、石をかみ合わせた構造とは異なります。また、目の錯覚を利用した遠近法が用いられており、石門を復元する時は困難を極めたとのことです。
門の形をしていますが、出入り口として人が通る門ではありません。
琉球国王が各地で巡礼に行くときなど、国王が城から出かける時の道中の無事を祈る場所でした。
また、聞特大君(きこえおおきみ)の就任儀礼である御新下り(ウアラウイ)には最初にお参りする所でもありました。
この門の奥には琉球の信仰の聖域である「御嶽」の森が広がっています。
戦災によって消失しましたが、1956年に当時の琉球政府によって再建されました。
しかし、亀裂が生じたため、1982年から5年の歳月をかけて全面的に解体修理が行われました。その際には、古材をできるだけ使い、石材、工法も昔のままに修復され、今のその姿を見ることができます。
首里城城址公園の中にありますので、首里城址を見学する際にお立ちよりください。
園比屋武御嶽石門は、首里城跡などと共に、2000年12月に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されました。

写真提供:一般財団法人 沖縄観光コンベンションビューロー
  • 施設入場料 無料
  • 駐車場 〇(有料)
  • トイレ
  • その他設備・サービス ショップ・レストラン

・那覇空港から車で(約40分)/モノレールで(約50分)
・那覇バスターミナルから路線バスで(約40分~1時間)

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